モデラー備忘録19(ジオラマでジャングルを作る)

「ジャングル(沖縄)とチハと米軍でジオラマ」という製作依頼物がやっと完成しました。
ジャングルは「紙造り」のジャングルセットを中心に4セット使用。
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米兵フィギアはドラゴン製品を使用、銃のスリングなどはアルミで適当に作って取り付けております。
今回フィギアの顔を塗るとき自分なりの手法を編み出したのが大きな収穫です。
ガマ(洞窟)に横たわってる日本兵はDogs製品。顔がリアルすぎて怖い。
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チハ戦車はファインモールド、手前のシャーマン戦車はアカデミー製品を使用。
汚しはAK製品をふんだんに使って今風の汚しを入れております。

反省する点はジャングルの植物の色調が単調になってる。
もう少し変化にとんだ色で塗るべきだと猛省。
それとジオラマの構図としてはもうお話にならないぐらい酷いと自分でも思います。
チハ戦車自体が不自然になってるのがその例です。
このチハ、ベターだったのはガマの中に隠すという考えもあったのですが、チハを見せたいといういやらしい考えの
せいでそれを放棄したのが失敗だった気がします。
この“ガマ”と言うものをイメージするために沖縄戦の手記を多数読みましたが…。
造っておきながらやはり「血(死)の匂い」がするものは造りたくないというのが心情です。

この製作にいろんな知恵を与えてくれた愛媛のI氏&仙台のM氏、それに資料を貸してくれた香川のS氏、車両とか歩兵の軍装について助言を頂いたT氏に感謝です。
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モデラー備忘録18ぐらい(友遠方より来たる)

5/4 本日仙台より友が来て、その彼と会おうと近県の知人が集まりチョットした展示会状態でした。
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各自いい年をしたおっさん(失礼w)でありながら模型に対する情熱は衰えず、近況を報告しあい楽しい一日を終えました。

モデラー備忘録15 ティラン5 Blazer①

中四国AFVの会の打ち上げ時にタミヤ会長から賜った「ティラン(チラン)5」。
いただいた感動を形にしたくて、「ティラン5改増加装甲」に改造してタミヤのパッチコンに出すことにしました。
「ティラン5改増加装甲」とは、中東戦争で大量にぶんどったアラブのT55をイスラエル独自の改造でティランシリーズに改造し、第四次中東戦争時にマガフ戦車(M60Blazer)のように増加装甲を付けられた試作戦車。
その後レバノン内戦時にはキリスト教マロン派系民兵組織に給与されていたが、増加装甲を取り外した状態のティランが使われていた模様。
改造は、アカデミーのマガフの増加装甲を移植するかたちで製作。
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車体下部の全面の増加装甲はプラ板で自作。
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もちろん燃料タンクを送り出す部分も追加で手を入れています。
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下地を塗ってIDF車両によく見られる滑り止め加工をしたところで問題発生。
滑り止め加工がやりすぎたため大げさな表現になり、車体下部塗装をシンナーで落とす事になりました(涙)
及ばざるは過ぎたるよりまされり。by徳川家康

モデラー備忘録13 Armor of cowards③

「パシフィックシャーマン」
忘れた頃に、ヌルりと完成。
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来る日も来る日も、ただひたすら装甲版を鉄に見せるため試行錯誤をかさねていました。
ガイアノーツのリアルアイアンブラック塗料を塗り、その上に酢をかけてリアルに錆びるのを待ちましたが、やり方がまずかったのか中々錆びなかったです。
そして次思いついたのが、このリアルアイアンをベースに上に錆をのせていくこと。
パステルをエナメルで溶き、それを筆で塗るのでなく、筆についた塗料のしぶきで塗るという技法で塗ったものが写真です。
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錆の色が短調にならないように数色の錆色(赤系オレンジ系、茶系)のパステルを用意してそれぞれをエナメルで溶いてしぶきで塗っています。
そしてメインの緑これも、モジュレーション塗装を用いて塗装しました。
細々とした技法を用いましたがほとんどアーマーモデリング2011年9月号でアダムス氏がやってることを模倣しているため省略します(というか写真が撮れていないためです、スイマセン)

で完成した写真をUPします。
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赤茶系の錆色がキツイイメージの完成品です。
今回このシャーマンを作成したことにより、いろんな実験的技法を用いました。
錆表現で飛び跳ねたしぶきで表現したり、スポンジを使用して傷を書き込んだりもしくはスポンジでメインの色がかすれた色調を表現したり…。
新しい技法を用いることは不安ですが、失敗してもたかが模型です。

ただ… やる事… 
その熱… 行為そのものが… 生きるって言うこと…!
実ってヤツだ…!
分かるか…?成功を目指すな…と言ってるんじゃない…!
その成否に囚われ… 思い煩い…
止まってしまうこと… 熱を失ってしまうこと…
これがまずい…! こっちの方が問題だ…!
いいじゃないか…! 三流で…!
熱い三流なら 上等よ…!
まるで構わない…! 構わない話だ…!
だから… 恐れるなっ…!
繰り返す…! 失敗を恐れるなっ…!

またもアカギの言葉を用いましたが、この言葉は行き詰った時に自分に言い聞かしています。
完成させることも楽しいですが、その完成に向かっていろんな技術を用いる、それが自分の模型への態度になりつつあります。


 集え!戦車モデラー! 
中四国ポスター_R2

多くの方のご来場お待ちしております。

モデラー備忘録12 Armor of cowards②

日々新商品の入荷案内のためのブログになりつつありますが、模型の製作は止めておりません(笑)
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T-62スラッシュアーマー付きはまず足回りの塗装と汚しを先にほどこしました。
何故今回は本体を一括に塗装しないのかは、それはスラッシュアーマーを取り付けて塗装をすると足回りの汚しなどができないため、先に足回りを仕上げマスキングして本体の塗装を塗る順番にしました。
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足回りと同じ下地を塗装し、ダークグリーンを塗っています。
このダークグリンは今回はロシアングリーン(Mrカラー136)を使わず、三菱系コクピット色(Mr.126)をベースにガイアノーツオリーブグリュンを混ぜてオリジナルのロシアングリーンを作りました。
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いつものように金ブラシなどでチッピングを施しております。
現用(?)車両はそんなに傷だらけではないのですが、私が見たスラッシュアーマー付きのT62はものすごく
ボロボロだったためチッピングを強めに施し、さらに油彩とサビのピグメントで傷を追加しています。
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ミグメントを水に溶いてそれを砲塔テッペンを中心に筆で塗りホコリを表現しましたがチョットキツかったので
緑の油彩をミグ(エナメル)うすめ液で薄めたモノでウォシングし、再度ピグメント(MIG社P-037湾岸のホコリ)をかなり薄めて塗布しました。
グルジアとかチェチェンで活動してた車両はかなりホコリをかぶってるようなのでそれを再現するためにこの技法を初めてためしました。
使うピグメントによるとかなりキツク粉っぽくなるので、見えないところで様子を見ながら試すといいでしょう。
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これでこのT-62は完成です。
もう少しボロボロにしたいところですが、やりすぎて「え!」となるより抑え気味でしたほうがいいとこのごろ
気づきました。
*完成したあとに気づいたのですがスラッシュアーマー付きのT62って1972年型でした(汗)
もうひとつの「パシフィックシャーマン」ですが
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基本塗装終了したところで停止しています。

本やマニュアル通りに作るのも模型だし、どこか自分のこだわりを含めて模型を作るのも、模型の楽しみだとおもいます。
作る人によれば、細部にまでモールドにこだわるのもありだし、ディオラマの建物や人物にこだわるのもあり、俺設定で戦車の色を塗るのもありだと。
あまりにも他人の目を気にするのなら模型はとても楽しい趣味だとは思えないし、まして人様に「お前の製作は技法は間違ってる」とか説教をたれるような趣味とは思えないのです。
もっと模型を自由に楽しみましょうよ。

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zaku

Author:zaku
hobby shop sora店長です。よろしくお願いいたします。

徳島県板野郡北島町中村字中内 
TEL(FAX) 088-677-8850
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平日 14:00~20:00ぐらいまで
土日祝 11:00~19:00まで
定休日 月曜日(祝日の場合火曜日に変更)
模型の製作依頼お受けいたします。
国産プラモデル10000円より、
詳しくは当HPをご覧ください。
http://zaku2007-atomu.com/index.htm

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