

本日明日(4/15)に広島県福山市で行われる「
第12回 中四国AFVの会」用の作品が完成しました。
一つ目は、“1/35タミヤ M51スーパーシャーマン”です。
キットは組みやすくしかも、イスラエルシャーマンの持つ禍々しさを表現した良模型です。
カステンから発売されたシナイグレイを元に自分なりのIDFカラーをこだわって塗装しています。
仕上げも、イスラエル車輛の使い込まれた感を表現しました。


M51スーパーシャーマンは大好きな車輛です。今回は自分の思う「イスラエル車輛」を表現できて満足。
自分が思うような表現ができるのが、模型の楽しみ方だと思います。


もうひとつ出展する作品は、タミヤ1/35イラク軍エネグマ戦車を使ったディオラマ。
「Surrender.」 です。
Surrenderは降伏とか投降する者と言う意味です。
ありきたりな場面ですが、この場面の持つ意味は勝者と敗者の表現のほか、投降するイラク兵にとって
「Right on the limit's.(生か死か?)」極限ギリギリの境界だと思います。
この場面を作るときに、ヘビーローテーションで聞いていたのはレディーガガの「The Edge Of Glory」。この歌詞の「Right on the limits」をイメージして場面を作りましたが…。
あまりこんなナマナマしい場面を作りたくなかったのですが、クラブの先輩から貴重なイラク兵のフィギアを譲ってもらい戦車と兵士を使用したディオラマを作りたくなりこの場面を選びました。

エネグマ戦車はダメージ(退色表現)をかなりきつめに入れております。湾岸戦争、イラク戦争を通じてイラク軍車輛のイメージはクタクタ感満載と認識したためです。
フィギア、特にイラク兵の顔を塗るのが一苦労でした。
両作品ともいつもより少し製作時間がかかりましたが、満足な作品に仕上がってよかったです。
明日は、また素晴らしい作品に巡り合えるのを楽しみにして福山をめざします。